「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」

SPECIAL | スペシャル

アードマン・アニメーションズってこんなところ!

1972年創設。英国ブリストルに本拠を構える世界有数のストップモーション・アニメーション・スタジオ。世界各国のアニメーション賞を受けたほか、米国アカデミー賞(R)では10回候補入り、4回の受賞歴を誇る。

アカデミー賞 短編アニメ賞受賞『快適な生活』(1989年/英)、 『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』(1993年/英) 『ウォレスとグルミット 危機一髪!』(1995年/英) アカデミー賞 長編アニメ賞受賞 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』(2005年/英)

ストーリーづくり

製作チームがアイデアを出し合うところからスタート。老若男女に受け入れられるストーリーを心がけ、ここに多くの時間を費やしている。アードマンの醍醐味でもあるのがリアルなユーモアだが、それはスタッフの実体験が反映されているから、だとか!?

モデルづくり

ストーリーが決まったら、モデルのもととなるストーリーボード(絵コンテ)の制作。これに基づいてモデルを動かしていく。モデルは粘土で、耳、手、足、目、鼻、口、胴体をそれぞれバラバラに制作。撮影時に組み立てる。モデルの中には、アーマチャーと呼ばれる骨組みがあり、実際の動物のような動きを生み出すことができる。口など、何度も動かすパーツは壊れやすいために、すぐに取り替えられるようにスペアが大量に用意されている。

撮影!

ディテールにこだわったセットを作り、いざ撮影。まず撮影監督が照明やカメラ位置を調整し、その後、キャラクターの動きを作るアニメーターの手によって撮影が進む。モデルを少しずつ手で動かしつつ写真を撮影。この繰り返しで撮影された写真は、25枚で1秒の映像となる。アニメーターが撮影した写真群は、編集者の手で映像にまとめられ、効果音や音楽などをプラス。撮影は20以上のスタジオで同時進行している。

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